公園で

横浜にいたころは、公園で遊ぶってあんまりなくて
土手とかこどもログハウスなんかに行っていました。
でも、ここらへんには公園がたくさんあるので、
琉偉を連れて行ってみました。
琉偉は自転車にのるのが目的だったけど
着いてみると楽しい遊具がいっぱいで
とりあえず遊ぶ、ということで、自転車を置きました。
すると、3、4才くらいの男の子が寄ってきて
子「あ、自転車がある~」
と、当然のように乗ろうとしたので、近づいて声をかけると
子「これ、だれの?かして。」
と言われた。
琉偉が乗らないんだったらその間くらいいいかな、
と思って貸してあげたら・・・
二度と返してくれないむかっ(怒り)
最初は私も
私「あと一周回ったらかえしてね~。」
なんて優しく言っていたけど、聞く耳持たない。
私「いいかげんに返しなさい。」
と言っても、
子「返さないよー。耳が聞こえないんだ~、耳が聞こえないんだ~」
なんて、ニヤニヤ逃げ回るし、
子「この自転車、しゃりんがない。(正しくはペダルがないんだけど)
  へんなの。ぼくのには、あるんだよ。」
と、自転車に文句までつけるので
私「だったら、自分の自転車にのればいいでしょダッシュ(走り出す様)
と言うと
子「やだよ」
だって。かわいくない。ほんとうにかわいくないちっ(怒った顔)
逃げてばかりで返してくれないので、母親に言おうと、
私「お母さんはどこ?!」
と聞くと、いじわるそうに
子「おしえないよ~。顔みただけじゃわかんないでしょ。」
ぷっち~ん!
こんな悪ガキ、ほっとけない。
顔見るよりもっとわかりやすい母親の見つけ方を教えてやった。
腕をつかんで自転車から降ろし、
母親を探しに行きました。
当然いやがり、
子「はなせババァ!はなせよババァ!」
と、大声で騒いでくれたので、
母親が慌てて駆け寄ってきた。
騒いでくれたおかげで、
暴言をはいているところもしっかり母親に伝わったのでカンカンです。
めでたく御用となって、帰って行きました。
母親、こわかった。
後ろに倒れるくらいおもいきり顔をはたいたりして。
まあ、母親に叱られても、つーんって態度をとっていたので
はたいてしまう母親の気持ちもわからないでもないけど。
それを見た琉偉、帰ってから、
琉「あのひとがるいくんのママじゃなくてよかった・・・」
なんて言ってました。笑
ママが怖いと思ってたけど、もっと怖いママがいたことが衝撃だったようです。
私もあの子が自分の子じゃなくてよかったよ。
でも、どれだけ怖く叱るかは、どれだけ悪いことをしたかによる、
ということを教えました。
もし琉偉があの子と同じ事をしたら、ママもあのくらい叱るよ、と伝えました。
琉「るいくん、今日からいい子になる。」
と言ってました。頼むよ。
ついでに
琉「あの男の子、ママのこと『ババァ』って言ってたね。」
とも言ってました。
ちょっとうれしそうなのはどういうこと!?