アレルギー

今日は生まれた病院のアレルギー科を初受診。
ほんと、梨歌は普通の病院で診られることも
最先端の医療を受けられて、こういうところはラッキーです。
アレルギーって、ほんとによくわかっていないんだけど
最先端の医療をもってしても、やっぱりよくわからなかった。笑
実際、よくわからない、ということは正解のようでした。意味不明。
まず、検査の値は参考にしかならない。
そして、遅延型のアレルギーがある、と、
以前梨歌に蕁麻疹がでたとき病院で言われましたが
そんなものはないらしい。
食べ物が原因の蕁麻疹は即反応がでるはずとのこと。
しかも、食べ物アレルギーで蕁麻疹が出るのは3%くらいの確率。
ほとんどの蕁麻疹の原因は、なんと、ないんだそうです。
(おいおい、これは私はイマイチ納得いかなかった)
それと複数のアレルギーを持っている子はほとんどないそうです。
梨歌・琉偉は卵・牛乳のふたつ、
梨紗にいたっては、卵・牛乳・大豆・小麦の4つを除去していたんだけど
県下の重症アレルギー患者が集まるこの病院の
この先生の担当患者は約100人。
そのうち、3つのアレルゲンを持つ子は2人しかいないらしい。
梨紗のとき4つを除去していたのは今となってはありえないっと言われました。
よくわからない中でも、するべきことはわかってきました。
まず、アレルギーは治療するものではなく、対処していくもの。
食べられないものを食べられるようにするのは、非常に簡単とのこと。
1滴牛乳を飲んだだけで、全身真っ赤になるような子でも、
1年たたないうちに毎日牛乳が飲めるようになる。
食べ物アレルギーを判断するのも、克服するのも、
なんとラッキーなことに、非常に簡単なのです、とのことでした。
まず、判断するのは、3回食べて、3回とも反応が出ていれば、
それは間違いなくその食べ物はその子にとってアレルゲン。
逆に、血液検査の値が悪くても、食べて大丈夫なら、
それはアレルゲンではない。
ということで、血液検査より何より、食べてみるのが一番簡単な判定。
それと克服する方法。
それは、毎日ちょっとずつ食べること。
ほんのちょっとずつから初めて、少しずつ量を増やしていく。
もし反応が出たら、翌日は量を減らして続ける。
これを続けていると、今までのその病院での臨床結果では、
なんと100%克服できてるんだって。
小さなアレルゲン(花粉など)に触れれば触れるほどアレルギー反応はひどくなるけど
逆に大きなアレルゲン(食べ物など)に触れれば触れるほど、
アレルギー反応はでなくなることがわかってきたそう。
だから、最新の花粉症の治療は、スギ花粉などのアレルゲンを
大量に注射するんだそうです。
おもしろいね。
近所のクリニックは血液検査を頻繁にしたがったり、
予防接種の前にパッチテスト(注射)をするシステムとか、
そういうことは間違っている、と今日言われてしまったので
上の子たちのアレルギーを診てもらうのが嫌になりました。。。
だって、無駄に痛い思いをさせることになるし。
他にもいろいろアレルギーの最新事情を聞いてきました。
喘息とか、アトピーとか。
とても参考になって、お勉強になりました。