出産記録

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せっかくなので、今回の出産も記録しなくちゃ。
今回の出産は、今までとは大きく違い、
帝王切開を経験しました!
帝王切開となった理由は、胎児の血小板減少が疑われたから。
普通分娩は、狭い産道を赤ちゃんが通るので
赤ちゃんに負担がかかります。
そのときに何かあると、血小板が少ない場合、
出血がとまらず、赤ちゃんに危険が及ぶ可能性がありました。
ただ、私の場合は3人めということもあり、
普通分娩でもかなりスムーズに進み、
赤ちゃんにほぼストレスがかからないと予想され、
帝王切開の負担を母体に強いる必要があるのか?
(赤ちゃんを落っことさないように気をつけなきゃ
 いけないくらい早いだろうと言われた。笑)
という産科の医師の意見と、
胎児を守るために帝王切開がよいとする新生児科の医師の意見と、
まっぷたつにわかれ、先生方から結論が出すことができず、
私たち夫婦で分娩方法を決めることとなりました。
正直、かなり悩みました。
やっぱり産めることなら普通分娩したい。
3人目なのに、今更帝王切開なんて・・・
傷も残るし、入院も長く上の子も心配。
産後の回復も遅いだろうし。。。
でも、赤ちゃんに何かあるのは一番困る!
さんざん悩んだけど、
赤ちゃんに何かあったら後悔してもしきれない。
私たちは赤ちゃんにとって最善の策を選択することにしました。
というわけで、
私は普通分娩と帝王切開の両方を経験。
両方経験できるなんて、ある意味かなり貴重。
<分娩所要時間>
・1人め 25時間54分 ←死んだほうがましだと思うほどつらかった
・2人め 3時間22分 ←え?もう終わり?というくらいあっという間
・3人め 55分 ←みじかっ!笑 手術だからね。
帝王切開での出産は、
黙っていれば赤ちゃんは自動的にとりだされるという感じで
『自分で産んだ』という感覚はありませんでした。
でも、生まれたときの感動は変わりません。
お腹から取り出されて産声を聞いたときには、
自然に涙があふれました。
赤ちゃんはお顔のところまで連れてこられ、
顔と顔を触れ合わせてくれました。
今までいろいろ心配があったせいもあり、
元気に泣くお顔を見れて安心したのか、
涙が止まりませんでした。
そこからお腹をしまう(?)処置の間に、
麻酔がきれてしまったらしく、お腹にいたみがっ!
「いたいっ。おなかがいたいっ。」
と麻酔科の先生に伝えたのを覚えていますが
痛み止めを追加されたせいで、頭がぼーっとして
その後の記憶はあまり定かではありません。
うとうとしている間に手術終了。
ベッドのまま手術室をでました。
先生や看護師に囲まれて運び出されたのですが、
ベッドに横たわる私の元へ、
『だいじょうぶ?』とかけよるパパを想像して
ひきつづき意識がもうろうとしているふうをよそおっていたのに、
先生の、
「あれ?ご主人さまいないねぇ。どこいっちゃったかな?」
という言葉で我に返る目
そしてパパ不在のまま、お部屋へ運ばれる。
その後も30分以上パパは現れず。
ドラマみたいに手術室から出てきたベッドにかけよって
心配そうに覗き込みながら歩くパパを
期待していた私は内心かなりムッとする。笑
(あとで聞くと、親戚に電話で連絡していた隙に私がでてきたらしい)
結果的には、赤ちゃん(梨歌)に血小板減少はなく、
特に処置もなく一緒に退院できました。
(当初、赤ちゃんは最低1~2ヶ月は入院と言われていました)
これなら普通分娩でもよかったね~なんていわれました。
でもこれは生まれてみないとわからないことだったので
後悔はありません。
恐れていた術後の痛みもそれほどでもなく、翌日には歩けたし、
傷の痛みは会陰切開の傷に比べたら楽だと思える程度でした。
結論としては、普通分娩より帝王切開の方が楽でした。
幸いにも副作用とかが全くでなかったからだと思いますが。
出産費用も安いし、保険もおりるし、
これなら、あと何人産んでもいいな~
なんて、いけないことを思ってしまいました。笑